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 日本百選・日本百名を巡る旅日記

野麦峠から飛騨高山の方へ

巡った日本百選・日本百名

・野麦峠(日本百名峠)
・ナカイ田の棚田(日本の棚田百選)
・一之宮水無神社(日本の神社100選)
・中橋(日本百名橋)
・平湯大滝(日本の滝百選)
・安曇野わさび田湧水群(名水百選)

行った日 2018年7月22日(日) 晴れ時々曇り

百選巡りの作戦の練り方を練ります

急に思いついた百選巡り。数ある百選から絞り込みます。今のところ、棚田、滝、城、渚、名水、マンホール、地質、橋、神社、峠…。とりあえずにしては多いようにも…。でも、まだ増えるかも…?10種類の百選で単純に1000か所。考えただけでも混乱しそう…ということで、グーグルマップに落とし込むことにしました。落とし込む作業も大変なので、まずは行く可能性のある新潟、長野、山梨、岐阜から。地図に落とすとモレがないし、回る順番とかも一目瞭然。

作成したグーグルマップを参考に翌日曜日の回る順を検討。木曽~飯田ルートか高山ルートの2択。百選とは関係のないラーメンの差で高山ルートに決定です。野麦峠(日本百名峠)、高山市は久々野にあるナカイ田(棚田百選)、一之宮の水無神社(日本神社百選)、高山市の中橋(日本百名橋)、高山市の郊外にある滝町の棚田(百選ではない)、平湯大滝(日本の滝百選)と周りました。最後にオマケで安曇野わさび田湧水群も。

「あゝ野麦峠」の野麦峠へ

6時半頃に安曇野を出発。今年は梅雨明けが異常に早く、猛暑が続いています。数年ぶりに岐阜では40度超えも出ました!今日も朝から晴れて暑くなりそう。奈川渡トンネルから奈川方面へ。久しぶりだな~。野麦峠は2度目。前回は何年か前にT世さんの膝が悪い時にきました。野麦峠は膝が悪い時の御用達の場所なのかも(笑)。

細くてヘアピンの続く山道を走り、野麦峠へ。峠までは険しい地形だったけど、峠に上がるとなだらか。峠には広い駐車場とお助け小屋という茶屋。茶屋と言うには大きくて立派。それでいて古民家的な雰囲気もある感じの良い建物でした。食事ができて土産物も置いていました。あとは今はやってないのか、野麦峠の資料館がありました。なんと言っても、『あゝ野麦峠』の舞台ですからね!


野麦峠からは乗鞍がよく見えます




ボロいのかと思いきや…


中はいい感じの雰囲気でした


以前は宿泊もやってたみたい

ながわ山彩館 野麦峠にはヤナギラン
資料館は閉まってたけど、やってるのかな?

久々野にある「ナカイ田」という棚田

次なる目的地は久々野にある『ナカイ田』という棚田。野麦峠からは細い道の距離が長いので時間がかかりますね。広い道に出てからはスイスイでした。41号から近いところに『ナカイ田』の棚田はありました。なんだかなあ…って感じですね。堰堤の下に階段状に田んぼがあるけど、自分のイメージする棚田とは違いますね~。原風景とも違うし…。上の何枚かは放棄地になってますし。砂防の延長にある段々田んぼといったところでしょうか。でも、ここにはちゃんと看板がありました。岐阜の棚田21選にも入ってました!


ナカイ田基部にあった案内板


棚田の最上部は砂防堰堤になってました


棚田は砂防の役割もあるのだとか


ここが一番棚田っぽい感じかな

日本の神社100選の一之宮水無神社

気を取り直して、次は一之宮にある水無神社へ。水無神社は日本神社百選です。百選に選ばれるだけあって、なかなか立派な神社。本殿?の一つ手前の賽銭箱で入れなくなってたのが残念。ただ神社に来て見て回るだけでは面白味に欠けるのかな…。歴史とか由来とか予習していくのがいいかも。


一之宮の水無神社


そこそこ立派な神社でした


お稲荷さんが隣接

飛騨高山でラーメン&中橋

次は高山中心部にある『中橋』。『中橋』は本命なのか、ついでなのか…?心の中では『桔梗屋』というラーメン屋が占める割合が高いです。桔梗屋は前回の高山で食いそびれた店。15時前で営業となってましたが、30分くらい前で閉まっていました。多分、麺売り切れってヤツでしょうね…。

10時半くらいに中橋近くの駐車場に着きました。11時開店なので少し早いけど、とりあえず桔梗屋へ。近くの『しらかわ』というラーメン屋には20人くらいの行列ができてたけど、桔梗屋には行列皆無。ホッとする反面、『しらかわ』も気になりますね。

11時1分前に店主が出てきて、暖簾が掛けられました。メニューはシンプルで味としては中華そばのみ。あとはチャーシューが入るとかのバリエーション。メニューの裏は英語バージョンになってました。高山の街中は外人さん目立ってましたからね。日本は暑いというイメージ持たれちゃいそうです。

お味の方は美味しいです。シンプルイズベストって感じ。スープが美味しかったな。麺も美味しいけど、細くて少々物足りない感じでした。桔梗屋は点数高くて口コミ多いわりに、穴場的なお店でした。


開店11時ちょい前に暖簾が掛けられました

高山ラーメンのわりに明るめ メニューの裏側は英語版

桔梗屋からは古い町並みを通りながら中橋方面へ。途中、観光案内書でソフトクリームの美味しい店を教えてもらって○○へ。抹茶ソフトを頂きます。冷たいソフトを食べるより、涼しい店で食べられる喜びの方が大きかったです。ソフトのお味は抹茶の風味がプンプンでした。

日本百名橋の一つであります中橋を渡りつつ駐車場へ。桔梗屋の近くにあった『鍛冶橋』もいい感じでしたが、百名橋に選ばれてるのは中橋。朱色に染められてるのが決め手かな(笑)?


観光案内所でソフトクリーム店を尋ねてます


茶の芽でソフト


日本百名橋であります中橋


反対側はひらがなでした


中橋を南側から


中橋を北側から

棚田百選から選外の滝町の棚田はなかなか良かった!

棚田百選からは漏れていますが、きのう図書館で借りたガイドブックに載ってた、『滝町の棚田』にも立ち寄ってみます。前日にネットで少し調べたのですが、どこが棚田のメインなのやら…?適当に車を止めて歩いていると、そこに住んでおられる方が話し掛けてきました。案内板にある写真は20年くらい前のもののようです。今は放置田んぼが増えた…など、色々教えて頂きました。おじさんは、しきりに安曇野がいい!と。

車を止めて丘のてっぺんにある田んぼまで行ってみます。てっぺんなのに水はどうなってるんだろう…?と思いつつ登ってみると、ホースから水が出ていました。なんのこっちゃ!田んぼだけでなく、周囲の農村の雰囲気等、今まで訪れた百選に選ばれてる2つよりも良かったです。ちなみに、岐阜21選にも入ってるみたい。


滝町の棚田は百選からは漏れています


今まで行った3つの中では一番棚田っぽいかな


山村の風情もあります


てっぺんの田んぼにはホースで引水


作ってない田んぼが多くなってきたそうな

何度となく素通りしていた平湯大滝

続きましては平湯大滝。国道は何度となく通ってるけど、平湯大滝を見るのは初めてです。山スキーで四ツ岳に登る時は近くを通るんですけどね。平湯のスキー場の脇から車道を進むと、今は休止中の平湯大滝公園の駐車場があります。休止中のおかげで駐車料金は無料。

歩いて15分で平湯大滝です。大半がアスファルト道で、見た目より急なので結構疲れます。車道の終点で滝が見えてからは元気が出ますね。高度感ある直瀑は迫力満点でした。霧状の飛沫が飛んできてて涼しかったです。もう少し近寄れればと思うのですが…


車道終点のロータリーで平湯大滝が初お目見え


迫力のある直瀑ですな


この先は進めないのが残念


落ち口をアップ!


ここまで飛んでくる飛沫が気持ちよかった!


平湯大滝公園は休園中 おかげで駐車場は無料

〆は名水百選の安曇野わさび田湧水群

時間があるので安房峠経由。せっかく野麦峠を越えたんだから、シリーズで。時間が余ってて天気が良い時なら、たまには峠越えも良いかな。そうでなければ、やっぱり安房トンネルだわな。距離も時間もかなり短縮できますんでね。

平湯あたりは涼しかったけど、松本平に下りてくると猛暑。最後のミッションは名水百選に選ばれてる『安曇野わさび田湧水群』。目的は水汲みでしたが、ここは汲めるようにはなってないですね。水の流れや柳がいい感じですが、草刈りしてないのが減点だな…。きちんと整備すればよい観光地になりそうなのに。水は安曇野プラザで汲んで帰りました。


時間があったので安房峠越え


豊科にある安曇野わさび田湧水群へ